昨日、彼女と上野公園にお花見に行ってきました。普通に寒かったので厚手のコートを着て行きました。すると、待ち合わせに現れた彼女に一言言われました。
「あは!ださ!いつまで冬物のコート着てるの!?ダセー!!」と。
まさにゲラゲラという古臭い表現がぴったり合う昭和の漫画に出てくるいじめっ子のような笑い方をされました。(あ、あとでこいつの自尊心をぐちゃぐちゃに踏み潰してやろう)と心に決めました。
僕は昔から、こうやって春先に普通に冬物のコートを着ていたり、秋口に半袖Tシャツを着たりしているため、よく笑われるんすよね。むずくね?ファッション。
と、その時ふと思ったんですが、コートって冬だから着てるんですか??
季節とファッション
ちなみに彼女はアパレル会社で働いていてファッションに詳しいので、色々と聞いていると、どうやらファッション界隈では「季節感」というものがとても大切らしく、今は春先ということで、もし寒ければ春物のトレンチコートやら、そーゆー薄手のものを重ね着をするのがファッションだ。
ということです。そうなんですか?
ここで疑問なんですが、ファッション界隈の人は、寒いからコートを着てるんじゃなく、冬だからコートを着ているのだろうか?
あの…それはアレになっていないですかね?ビジネス界隈でよくいうアレ。手段の目的化ってやつ。
だって、それって例えば、B'zの稲葉さんが会場ごとに歌い方を変えるようなもの。しっとりした空間ではミスチルのバラード風に歌い上げ、広めの空間では西川貴教風にシャウトするようなもの。いや、もっと言えば、モノマネ歌合戦で本人登場したのに、浜崎あゆみのSEASONSをモノマネで歌い出すようなもの。のど自慢でゲスト出演したのに、素人のレベルに合わせて歌い出すようなもの。
いや…確かに雰囲気には合ってるんだけど、聴きに着たみんなはいつもテレビで見てる稲葉さんを見たいわけで、それはちょっと違うんじゃない?という気がしませんか?もしかしてこの例えズレてますか?
季節感がずれるとオシャレにはなれないんだろうか?
ファッションて結構周りとのズレをかっこよく見せる文化あるじゃないですか。かっちりとしたファッションに一箇所だけ遊びを入れるとか。原宿がオシャレ扱いされてるのも、他の街と違うファッション傾向があるからじゃないですか。
そう言った扱いで、季節感をあえて外すことでオシャレ扱いされないんですか?
だって、春先に冬物のコートを着るんですよ。あえて季節を外してる感出ません?いい感じに遊びになりません?
ということで彼女にそんな話をしたところ、どうやら季節でのズレはあえて感が出ないから無理だそうです、そりゃあそうですね。だってあえてじゃなくて寒いから冬物来てるんすもん。
その後、彼女がずっとピスタチオのことを枝豆だと思っていたことが発覚したので、昭和の漫画に出てきそうなゲラゲラとした笑いで自尊心をぶち壊してあげました。僕らは小学生なんでしょうか?
今日はそれだけ。
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