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漫画喫茶と迷惑おばさん

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漫画喫茶に泊まっていた。別に終電を逃したとか、家賃が払えないとかではなく、ただなんとなく漫画喫茶に泊まりたいと思って泊まった。そこで僕の常識のレールを大きく外れた行動を見てしまいました、どうしましょう。

 

 

適当に漫画読んで楽しかったーと思って朝、会計の時に、僕の前におばさんが並んでいた。おばさんは、レジに着くなり、店員に「もっかいお部屋入る」と言った。

 

へ???幼稚園児??

 

どうやらこのおばさんは、ついさっき部屋を出たところらしく、忘れ物をしたから部屋に取りに戻りたいとのことだ。

 

店員は、「すでに清掃に入ってるので、忘れ物が届いていないか確認します」と言った。

 

なるほど。清掃が入ってるなら部屋に戻っても無意味だ。待つしかない。僕はそう思った。ところがおばさんは「嘘つけ!部屋戻る!」と言った。

 

へ??!?嘘!??

 

ここで最善の一手はどう考えても「待ち」だろう。

将棋で言えばパスだ。そんなものはないことは知っているが、おばさんの選べる手段は待ちしかない。いや、僕の知っている手段でここで選べるものは「待ち」しかないと思っていた。

 

でもおばさんは違った。おばさんは攻めを選んだのだ。

 

おばさんの魔法カード「忘れ物」に対し、トラップカード「清掃」を使われた。僕だったらここでサレンダーである。負けである。ところがおばさんは、「清掃」を使われたのにも関わらず、モンスター「おばさん」で攻撃!を選んだのだ。僕はそんな戦術知らない。

 

おばさんは攻撃を選んだ。明らかに守備力の高いモンスター「店」に、攻撃したのだ。

 

おばさんは続けた。

「そんなに待てない!部屋行く!」と。

 

さらに魔法カード「タイムアウト」を使ったのだ。このカードは次の相手のターンの時間が短くなると言う効果を持つ。僕はこの時、そんなカードがあることを初めて知った。

 

昔、コンビニでバイトしていた時があったのだが、客はみんな列に並んで順番を待っていた。そこに、おっさんが店に入ってくるなり新聞を取り、「置いとくね!」と料金をレジ横に置いて去っていった。

 

え!まだあなたのターンじゃないのに!!

 

僕は衝撃を受けた。僕のカルチャーでは、どんなに安い商品であろうと、列があれば並ぶものと言う文化がある。そしてそれに何の疑いもなく従っていた。新聞を勝手にとって金だけ置いて了承もなく去っていく。レジを通していない以上、多分細かく見ると窃盗である。

 

ところが、そのコンビニでは新聞おじさんは常連らしく、店長は「どもー」っと言っていた。常識的な文化と別の文化が形成されていたのである。

 

僕は例えばお店に何か忘れ物をした時、最初に発する言葉をイメージしていく。「忘れ物をしたので部屋に戻りたいのですが…」がいいか、それとも「先ほど部屋を出たばかりなのですが、忘れ物は届いていませんか?」がいいか、はたまた「忘れ物をした可能性があるので、部屋を見てきたいのですが、鍵を借りれませんか?」がいいか。

 

我ながらめんどくさい性格だと思うが、どう言えば相手がこちらの状況を一番理解しやすいか、様々なパターンを考えてからレジへ向かう。

 

そして了承を得てから部屋を確認に行く。もし清掃なんてトラップを使われたら大人しく忘れ物は無くしたものと思って諦める。そう言う性格だ。

 

だが、おばさんは「もっかいお部屋戻る」である。

はっきり言って(何を言ってるんだ?)である。その言葉だけでは一度でたけど、もう一度利用したいのか、時間を延長したいのか、それとも忘れ物をしたのかの選択肢を店員に与えてしまうことになる。

 

ところが、店員も店員で即座に「忘れ物ですか?」と聞いていた。

それで伝わるんだ!と衝撃を受けた。

 

こう言う行動を見ると、めちゃくちゃ考えてる僕がとてもバカみたいだ。

 

ちなみにおばさんは待ちきれず勝手に部屋に戻ったらしく、忘れ物を自分で発見してすぐに去っていった。おい店員。

 

本日は以上です。

 

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