最近数百フォロワーぐらいのツイッタラーのほとんどが質問箱を利用してますよね。
俺はね、ホントマジこれしょうもなさすぎると思うんですよね。
だってさ…いやだってさ…、考えてよ。ツイッターよく見てよ。
見えない??節穴かな?いや、あのさ…
リプ欄あるじゃん。
え?見えてないの??
質問そこですりゃいいじゃん。は?え?リプ欄て俺のアカウントだけにしかないの?え?幻?これ俺にしか見えない幻なの??
質問箱なんて、本来全く意味のないものなんですよ。
だって、DMなり、リプ欄なりで質問すればいいんだから。
ですが、ここ日本においては、どうやらそうはいかないらしい。
なぜなら、
日本人は、許可をもらえないと質問すら容易にできやしないからだ。
自発的な質問や感想を本人に直接言える人なんてめちゃくちゃ限られた凄い人だけだ。
学校の授業でも、会社のMTGでも、誰も彼も疑問を感じても質問タイムを設けないと誰も質問をしない。
例えば下記を見てほしい。
Working on a controversial 8 part docuseries about deez nuts trailer coming soon
— Leon Lush 🍅 (@LeonLush) 2018年10月2日
— 山本さほ (@sahoobb) 2018年8月11日
日本人の6万フォロワーと海外の5万フォロワーのツイッタラー。誰?
まぁ誰かはどうでもいいとして、注目すべきはこのリプ欄。
日本人が60リプに対して海外では131リプと言う差。
これは両者のアカウントをさらっと見て、リプをもらっているのがそこそこ多いものを抜粋した。マジで日本と海外のリプ数の差は凄い。
両者の他のツイートを見ても、上記の日本人の場合は平均3リプに対して、海外の人は平均で30リプ以上。
この違いはなんなのか?
もちろん元々の英語圏の人口の違いというのはあるかもしれないが、それだけではないと思う。
日本では未だに昭和か?というようないかれた伝統が残っているようで、Twitterという誰もが気軽に絡めるという大前提のアプリにおいても、リプを送るのに「FF外から失礼します!」なんて前提を完全に無視した意味のないマナーが横行している。
一方海外ではそんな気遣いはなく、当たり前にリプを飛ばしまくるようだ。
ツイッターをあまりやっていない人のために、「FF外から失礼します」の意味を説明すると「全く無関係な僕が、自分のストレス発散のために何の責任も持たずに横から好き勝手言わせていただきます!僕は好き勝手言いますが反論は許しません!!」という意味です。たった10文字の言葉にこんな意味が隠されていたんですね〜。
以前海外でもこのフレーズが日本独特で面白い!と話題になったことがあった。
海外では、こんな「これから失礼するよ!」なんてわざわざ言わないし、リプもガンガン当たり前に送りつける文化のようだ。
それが日本では、オフラインではまず名刺交換して、お茶を出して、相手の様子を伺う世間話でもしてから本題を話す。要はめちゃくちゃまどろっこしい無駄な作業がめちゃくちゃ多いんだよな。女を口説く時にカフェでお茶して、次のデートは夜飲みに行って、次のデートでは遊園地や映画でも行って、そして3回目のデートで思いを伝える!みたいな。
アホか。いいなと思ったらその日に言え。口説き方なんぞお前が勝手に決めろ。
だからオンラインでも、そう言った話の前置きのようなものをすっ飛ばしていきなり話すことに気を使う。どうせ話すんだから一緒なのに、お互いがお互いに無駄な時間を過ごす。
そんな文化が当たり前だから、気軽にオンラインでも質問ができないんだよな。
そんなまどろっこしさの中にドカンと落とされた核兵器、そう「質問箱」です。
質問箱は日本人の心理にめちゃくちゃにハマった
俺は、このサービスが出てきたとき、「は?」と思ったんだよな。
だって意味がないもん。にも関わらず、ど流行り。いや凄い。感服した。
元々は中東のサービスらしいんだが、これ輸入しよう!と決めたやつの感性マジで日本人の心をめちゃくちゃに理解してると思った。
質問箱を置くというのはどういうことか?
それはつまり、質問していいですよ!
という意味なんですよね。つまり講演会のあとに質問ある人!という質疑応答の時間を設けたわけだ。いや違うな。それでは手を挙げない奴が圧倒的に多い。スーパーのお客様の声に近い。しかも匿名でいけるやつ。いや凄いね。俺だったら「意味なくね?」って普通に言っちゃうもん。
日本人はどうしてもいつも、マナーというものを必要以上に気にする。
マナーなんて本来こうあったらいいよね?程度の希望のものであって、決して強要されるものではない。にも関わらず、急に質問しちゃったら失礼かな?マナー違反かな?という思惑が働き、質問するのをやめてしまう。
それが質問していいよというたった一つのサービスで、その垣根が取っ払われ、質問を気軽に送れるようになった。
おそらく今後もこう言ったサービスはめちゃくちゃ需要あると思います。
だって、mixiの時代からバトンとか、前略プロフィールとか、質問を気軽に送るというサービスはずっと、何かを媒体にして流行っては消え流行っては消えを繰り返してきたわけだし。
今だとオンラインサロン内で使えるそう言ったサービスがあると、それも流行るのでは?
俺はやらないけど。
だって直接聞くし。
本日は以上。
それでは。