人間の3大欲求というのは弱まることはあってもなくなることってないんですよね。
僕は中学生でそれに気付きました。
なぜなら、80過ぎの我が家のジジイが、夜中にこそこそとジイ行為をしているのを目撃したからです。
詳しくお話ししていきましょうか。そうしましょうか?
そのことに気づいたのも、中学生のとある日。
なぜかは覚えていないがじいちゃんの部屋を訪れた。「じいちゃん!」と言って勢いよく部屋のドアを開けた。
するとどうだろう。じいちゃんはめちゃくちゃ急いでテレビの電源を消し、ズボンを慌てて履いていた。文字にすると「わわ!あわわわわ!」って感じ。もう腰も曲がっており、動きはすでにスローモーションになっているのにも関わらず、あの時は僕の記憶の中で最速の動きだった。慌てふためいてるとはまさにあの行動のことだ。
するとどうだろう。じいちゃんはめちゃくちゃ急いでテレビの電源を消し、ズボンを慌てて履いていた。文字にすると「わわ!あわわわわ!」って感じ。もう腰も曲がっており、動きはすでにスローモーションになっているのにも関わらず、あの時は僕の記憶の中で最速の動きだった。慌てふためいてるとはまさにあの行動のことだ。
一瞬テレビの画面が見え、肌色の何かが写っているのがわかった。その時は僕はあれが何かわからなかった。だが少し間を置き冷静に考えてみてはっきりした。
「あれ…じいちゃんAV見てオナニーしてたな…」
おそらく僕は瞬時に理解していた。
「あれ…じいちゃんAV見てオナニーしてたな…」
おそらく僕は瞬時に理解していた。
だが、脳がそれを認めなかったのだ。
その当時、じいちゃんは確か80歳ぐらい。一般的にはもう枯れていると言われる年齢だった。うちのジジイは80歳まで現役でAVを見ながらジイをしていたのである。
その当時、じいちゃんは確か80歳ぐらい。一般的にはもう枯れていると言われる年齢だった。うちのジジイは80歳まで現役でAVを見ながらジイをしていたのである。
そういえば家にじいちゃんしかいない時間。
僕が学校をサボって家にいると、じいちゃんの部屋から頻繁に猫の鳴き声のようなものがよく聞こえてきたのを覚えている。猫を飼っていたので納得していたが、よく考えればじいちゃんは大の猫嫌いで部屋には絶対に猫を入れなかったのだ。
つまりどう言うことかと言うと、じいちゃんは頻繁に部屋でAVを見てジイをしていたのである。それはいいとして、孫に見られた時のあの慌てふためいた行動。
歳をとればエロなんて恥ずかしいものでもなんでもないと思ってたんですが、いくつになっても恥ずかしいものなんですね。
猫の鳴き声がAVの音だと気づいてしまってからは酷かった。
じいちゃんは80歳だ。
日が経つにつれてどんどん耳は遠くなる。
それにつられてどんどん音量が大きくなるAV。
しまいには僕が二階にいても一階のじいちゃんの部屋の音が聞こえるレベル。家全体がアンアン言っているのである。
いい加減にして欲しいと思ったところ、親父がじいちゃんを叱った。音漏れすぎだよ!と。
それでAVの音は聞こえなくなった。それから1週間後じいちゃんは死んだ。
唯一の楽しみを奪ってしまった親父は悔やんでいるのだろうか。
書いてて思ったんだけど昨日の記事
こちらのハメ撮りを保管している親父といい、自慰を奪われて死ぬじいちゃんといい、うちの家系の性欲はヤバイ。
そしてついさっき、僕はマンションの隣の住人にテレビの音量がうるさいと怒られた。だが僕は普段テレビを見ない。音の出るものなどAVぐらいだ。
…遺伝…か。